イザイ:弦楽三重奏曲「シメイ」・2つのヴァイオリンのためのソナタ 他
曲目・内容 1-3.2つのヴァイオリンのためのソナタ イ短調 遺作 I. Poco lento, maestoso - Allegro fermoII. Allegretto poco lentoIII. Finale: Allegro vivo e con fuoco4.弦楽三重奏曲「シメイ」遺作5-8.無伴奏チェロのためのソナタ Op.28 I. Grave, Lento e sempre sostenutoII. Intermezzo: Poco allegretto e graziosoIII. In modo di recitativo: AdagioIV. Finale con brio: Allegro tempo fermo アーティスト（演奏・出演） ヘンニング・クラッゲルード （ヴァイオリン）…1-4 バルド・メンセン（ヴァイオリン）…1-3 ラース・アネルス・トムテル（ヴィオラ）…4 オーレ＝エイリク・リー（チェロ）…4-7商品番号：8.570977 イザイ（1858-1931）：弦楽三重奏曲「シメイ」2つのヴァイオリンのためのソナタ 他 ［クラッゲルード／メンセン／トムテル／リー］ YSAYE, E.: String Trio, "Le Chimay" / Sonata for 2 Violins / Cello Sonata (Kraggerud, Monsen, Tomter, Ree) CD ■室内楽 発売日：2009年12月16日 NMLアルバム番号：8.570977 4) NAXOS［8.570...］ 禁欲的でありながら、その一方で官能的な香りを放つイザイのヴァイオリン作品 イザイと言えば、6つの無伴奏ソナタがとりわけ有名ですが、このベルギーの作曲家はヴァイオリンの更なる可能性について常に探究を怠ることはありませんでした。
ここで聴ける「2つのヴァイオリンのためのソナタ」でのぞくぞくするような音楽的緊張感を味わってしまうと、もうイザイの魔力から逃れることは不可能でしょう。
このソナタは1915年にベルギーのエリザベート王妃のために書かれていて（彼女はイザイにヴァイオリンを教わっていた）、実際に演奏されたかはわかりませんが、何ともロマンティックな響きを持っています。
1927年に書かれた弦楽三重奏は、イザイの死後に初演されました。
あまり演奏されることのない秘曲ですが、どことなくドビュッシー風の音も感じられる魅力的な作品です。
最近めきめきと頭角を表しているクラッゲルードと彼を取り巻く仲間たちの、とろけるような名演でどうぞ。
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